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鼻中隔延長術の症例1|美容外科・美容整形[大阪]

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鼻中隔延長術の症例1

モニター症例写真 鼻中隔延長術(鼻先を下に向ける・延長する手術)

今回は鼻先を下に向けたり鼻先を延長する鼻中隔延長術について症例を見ながら解説します。

鼻の骨格は上・中・下に大きく3分割されます。
まず上3分の1の骨格は鼻骨です。鼻骨は頭蓋骨と一体ですから土台としてしっかりした部分です。鼻骨は鼻すじ(両目の間の部分)の高さに影響します。
次に中3分の1ですが、骨はなく鼻中隔軟骨(びちゅうかくなんこつ)という軟骨の芯が通っています。軟骨ですので多少可動性がありますが、鼻中隔軟骨は頭蓋骨とくっついているために、土台としては鼻骨同様にしっかりした部分です。鼻中隔軟骨は鼻すじの高さだけでなく、鼻すじの長さや鼻先の向きに影響します。つまり鼻中隔軟骨が長いと鼻すじも長くなり、鼻先は下を向きます。逆に鼻中隔軟骨が短いと鼻すじは短くなり、鼻先は上向きになります。
最後に鼻先の骨格ですが、やはり骨はなく鼻翼軟骨(びよくなんこつ)という軟骨の芯があります。鼻翼軟骨は鼻中隔軟骨と比べると柔らかく、また鼻中隔軟骨のように頭蓋骨とくっついているわけではないので、土台としては不安定です。このため、鼻すじの上~中ほどは、上から指で押さえても凹むことがありませんが、鼻先だけは凹みます。

鼻先を下に向けたい、鼻先を高くしたい、鼻柱(鼻の穴の間の部分)を下方に延長したいというご希望の場合、鼻尖や鼻柱に耳軟骨移植術を行うことで若干の効果がありますが(…詳しくはこちら)、大きな変化は期待できません。鼻尖や鼻柱の耳軟骨移植術は、鼻翼軟骨の上に耳軟骨を乗せることによって鼻尖や鼻柱を形成しますが、大きく変化させるために分厚い軟骨を移植したところで、土台の鼻翼軟骨がこれを支えることが出来ないために、変化には限界があるのです。
またL型シリコンプロテーゼを挿入する際に、鼻すじを長くして鼻先を下向きにする狙いで長すぎる、あるいは鼻先が分厚すぎるプロテーゼを挿入すると、良い結果にならないか、仮に良い結果に見えたとしても早晩鼻先の皮膚が薄くなり、抜去や入れ替えを余儀なくされることになります。(…不適切なL型シリコンプロテーゼ挿入によるトラブルについて、詳しくはこちら
このような希望(鼻先を下に向ける、鼻先を高くする、鼻柱を下方に延長する)に対して、安全かつ確実に応えることが出来る手術が、鼻柱隔延長術です。鼻中隔軟骨は土台としてしっかりした部分ですから、鼻中隔軟骨に軟骨移植を行うことによって、支えが不安定な鼻先や鼻柱であっても十分に高さを出したり、伸ばしたりすることができます。軟骨移植といっても、鼻先と鼻中隔軟骨は距離が離れていますから、鼻先に軟骨を移植する場合とは異なり、鼻中隔軟骨に大き目の軟骨を継ぎ足して鼻尖方向や鼻柱方向に延長し、ここに鼻翼軟骨を縫い付けて固定します。手術は全て鼻の穴の中から行うので、傷痕が見える心配はありません。

移植する軟骨は耳軟骨、あるいは肋軟骨を使用します。耳軟骨は、術後に耳が変形することがない範囲で採取するので、軟骨の大きさに限度があります。このため左右4箇所(両耳の穴の内部と、両耳の穴付近の窪み部分)から採取して、このうち2つを鼻中隔軟骨の延長に使用し、鼻翼軟骨を縫い付けて固定した後に、さらに鼻尖や鼻柱に残りの耳軟骨を移植して、延長距離を大きくします。肋軟骨の場合は大きな軟骨を採取できるので、採取した肋軟骨2つで鼻中隔軟骨を必要な分だけ延長します。


採取した耳軟骨の一つ

症例写真

術前
鼻の穴を目立たなくするために他院でL型シリコンプロテーゼ挿入術を受けましたが改善されることなく、逆にアップノーズが目立つようになり、プロテーゼが曲がって挿入されたために鼻すじが曲がっています。またプロテーゼ挿入によって左右の鼻翼軟骨が左右に押し広げられて鼻先が横に広がっています。

術後
鼻の穴が目立たなくなるように耳軟骨によって鼻尖と鼻柱を下方向に延長し、同時に鼻先を細く修正しました。また鼻すじの曲がりを治すと同時に、術前より鼻すじを高く太めにしたいご希望により、オーダーメイドプロテーゼ法(I型プロテーゼ)で鼻すじを形成しています。


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